時間、足りていますか?資格を取得するために勉強をしたり、体力づくりのためにジムに通ったり、副業を始めたりと、やりたいことはそれぞれあると思いますが、何をするにしても次の瞬間には「でも、それをやる時間がない…」となりがちです。そんな時間がない方でも、時間を作って目標を達成し、やりたいことを実現するための方法を紹介します。この記事を参考に、時間を作っていきましょう。
なぜ時間がないのか?忙しい生活について考えてみる
そもそも、なぜ時間がないのでしょうか?睡眠、食事、風呂、トイレ、仕事…と一日のルーティンの中に空いている時間があるはずですし、仕事が休みの日には、通常なら仕事が占める時間を他のことに充てることができるように思えます。
無意識に時間を浪費している!?意識することで作れる自由時間
空き時間の多少はあるかもしれませんが、空き時間が全くないということはなく、誰にでも自由に使える時間があるはずです。一度、自分がどのように時間を使っているのか見直してみましょう。
- SNSの利用頻度: あなたはSNSを利用していますか?一回数分の利用でも、何度も見るといつの間にか1時間、2時間と大きな単位で自由な時間を失っているかもしれません。もし、手が空いたらすぐSNSを開くという方は、どのくらい使っているかを最優先で測定してみましょう。
- 寄り道: 帰りにまっすぐ家に帰るという方は問題ありませんが、どこかに寄ったり、コンビニで立ち読みをしたりして時間をつぶすことがある場合、それも時間の無駄遣いになっているかもしれません。
- 整理整頓の不足: 清掃をおろそかにしたり、整理整頓ができずに物が散乱していると、何かを始める前に片付けが必要になり、毎回時間のロスにつながってしまいます。時間のロスを減らすことも、空いた時間を作るためには重要です。
- 優先順位: 必ずしもすぐに取り組む必要がないことはありませんか?そういったことは、大きく時間が取れる時にまとめて行うのもテクニックの一つです。目標達成ややりたいことは、日頃のルーティンに組み込んで、必ずやるように仕組み化しましょう。重要だけれど、時間の優先度が低いものは調整してみてください。
資格取得・やりたいことに向けて目標設定
資格取得や、やりたいことに向けたロードマップはできていますか?
ただ闇雲に取り組むのではなく、「これをやる必要がある、どのくらい時間がかかる」といったことを明確にしましょう。ただ、「一日にこれだけの時間は絶対にやる!」といったノルマのような設定はおすすめできません。というのも、一日の時間を100%自分の好きなようにコントロールできるわけではないので、外的要因でルーティンに影響が出ることもあります。ノルマのような決め方をすると影響が出たときの調整が難しくなることがあるため、トータルの必要な時間を決めつつも、余裕を持たせたスケジュールにしてノルマ的にしない方が、ストレスも少なく良い目標設定ができます。
アプリを使って時間を効率的に使う
最近のスマホは、AndroidもiPhoneもアプリが充実していて、やりたい事が効率的にできるようサポートしてくれるものがたくさんあります。効率的な方法がないかと思ったら、まずはアプリを探してみましょう。広告が表示される無料アプリや、月額課金制のアプリもあります。毎月の予算と相談しながら、自分に合ったアプリを見つけてください。
モチベーションを維持し、習慣化する方法
始めてみたものの、仕事が忙しく時間を作れない日が続いたりして、三日坊主になり徐々にやる気を失っていくことも多いです。対策はいろいろありますが、一番手軽なのは、習慣を絶やさないことと、記録と目標を意識することではないでしょうか。
どんなことであっても日々やり続けることで習慣となり、継続すると「やらないと落ち着かない」状態になります。目標を組み入れると、目標のための努力を怠ることが気になり、継続する良いサイクルが生まれます。忙しいからとその日の取り組みをゼロにしてしまうと、習慣がリセットされます。これが数日続くと、目標に向けた努力を怠ることが習慣化し、結果として三日坊主になってしまうのです。
どんなに忙しくても、苦しくても一日5分は取り組むようにしましょう。また、進捗を記録することも重要です。記録をつけ続けることで、自分の努力が可視化されます。積み重ねた記録は、「ここまで頑張ったのにやめるのはもったいない」と挫折を思いとどまらせてくれます。習慣化し、記録をつけ続け、目標を意識することを忘れないようにしましょう。
ただ頑張るだけではダメ! 健康管理と体力向上
目標達成を挫折しないためには、健康管理も重要です。時間がないからと睡眠時間を削って時間を捻出する人もいますが、私はそれは避けるべきだと考えます。短期間でどうしても時間を捻出しなければならない場合は仕方ありませんが、目標達成は長期間にわたります。睡眠時間は一日の疲労を回復するために必要不可欠です。睡眠を削ることで疲労が蓄積し、集中力や記憶力の低下、体調不良を引き起こす可能性があります。
毎日1時間ずつ睡眠時間を削って、休みの日に一日中休養することになれば、プラスマイナスゼロ、もしくはマイナスです。無理に時間を捻出することは考えず、健康を損なわないようにしましょう。また、運動も少しずつ始めることをおすすめします。20代までの成長期とは違い、年齢とともに体力が衰えていく時期に差し掛かっているかもしれません。ほっといても体力は減少する一方です。
- ちゃんと寝たけど寝足りない
- 疲れが残っている
- だるい
- 集中できない
これらは、体力の減少によって起こりやすくなります。日頃から運動する習慣があれば、体力の減少を感じにくく、衰えも感じにくくなるでしょう。また、生活習慣病の予防にも良い影響が期待できます。せっかく頑張って目標を達成しても、健康を損ねてしまっては、その後の成果を楽しむこともままなりません。
筋トレやランニング、ウォーキングなど、無理なく続けられる運動を取り入れることをおすすめします。これまで運動してこなかったという方は、急に激しい運動を始めるのは抵抗があるかもしれませんので、ストレッチやラジオ体操などの軽い運動から始めてみてはいかがでしょうか?やり方がわからない場合は、YouTubeを参考に始めると良いでしょう。
私の日常の取り組み
これまでお伝えしたことは、私が実践しているものもありますので、具体的な部分もあったのではないでしょうか?
私は数年前に、宅建士試験と行政書士試験を同じ年に受験しました。両方とも一年での合格を目指しましたが、働きながらの受験だったため、時間の捻出に非常に苦労した記憶があります。生活と仕事以外の時間はすべて勉強に充て、プライベートの時間はほとんどありませんでした。結果として、宅建士には合格しましたが、行政書士試験は2点不足で不合格でした。
現在は、英語をほぼゼロから始めて、英語で仕事ができるレベルを一年半以内に達成することを目標にしています。平日は1~3時間、休日は2~5時間程度勉強していますが、国家試験二つを同時に受験した時ほどの苦しさは感じていません。
運動については、朝はラジオ体操とストレッチ、夕方は全速力での30分間ウォーキングを行っています。少しずつ負荷を上げ、筋トレも取り入れる予定です。健康管理をしながら目標に向けて努力を続け、プライベートも大切にしつつ、ブログ運営もできているので、充実した生活を送れていると感じています。
最後に
目標達成や健康管理について、何かヒントになるものが見つかったでしょうか?これまでの習慣を急激に変えるのは負荷が大きく、ストレスを感じるかもしれません。しかし、これまでの習慣を少しずつ変えていくことで、数日、一週間、一か月後には目標達成のための良い習慣が身に付いているはずです。この記事を読んで頑張ってみようという気持ちになったら、その気持ちを行動に移し、自分の目標のためにまずは5分、取り組んでみませんか?
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